8月8日 日和田山登山
思いつきで何かをすることがたまにあって、今回はなんとなく登山をしてみようと思いつく。
特にやろうと思った理由があるのではないのだけど、前から自然を見るが好きだったので本当になんとなくという感じの動機。
それが8月頭のこと。
今思えばその思いつきが登山にハマったきっかけでした。
今回のブログはその思いつき登山1回目の時の記録です。
そんなわけで最初に選んだ山は日和田山。標高も低く初心者向けで眺望も良い山らしい。色々と調べて準備はしたのだけど、前日はなぜか緊張してしまい小学生の修学旅行前かって感じで夜うまく寝付けませんでした。
高麗駅に到着。今回はここから日和田山→高指山→物見山→武蔵横手駅への縦走ルートになります。来るまでの途中にバスを乗ったのですが、高麗川で川遊びしてる人が沢山見えました。
向かう途中に山が見えてきただけで興奮している自分。遠くから見る山も良いですよね。
ただ8月の一番暑い時期でこの日も35度前後ありました。この段階ですでに汗だく。
登山口に付きました。左にトイレ、手前にベンチがあるのでゆっくりと準備できます。
最初なので何も分かっていなくて、マスクはしたまま登った方がいいんだろうか…と思っていたら周りの人誰もマスクしてませんでした。この暑さだし激しい運動になるし、そこまで密になるものでもないのでここからは自分も外していきます。
とても整備されていて良い道。夏の木々の緑がとても綺麗。
…が、歩き始めて10分もしないで息が切れてきている…。
普段仕事で毎日1万歩前後歩いているからある程度は行けるだろうとちょっと舐めていた…。
登山はやっぱり登りがあるので普段陸地で歩いてる筋肉と違う部分を使ったりんですよね。そして何より35度の気温が体力を蝕んでいきます。
男坂・女坂の分岐地点で既に息が切れている。
まず失敗だったのが汗拭くのに小さいハンドタオル1枚しか持ってこなかったというところ。
額から流れ落ちる汗がやばかったです。
お子さん連れのご家族が元気にしている隣でもう汗だく。少しでも体力温存して登ろうと女坂に行きました。
登山道自体はとても整備されています。この気温の中トレイルラン(歩いて登山するのではなく走って登山)されている方もいて驚きました。
金刀比羅神社まで到着。ここの眺望がこの縦走ルートで一番良いですね。
ここまでで40~50分でしたがもうかなり限界を感じていました。
学校の体育で長距離走を走ったような感覚でした。
お昼には少し早かったのですがここの岩場で昼食。家で2個作ってきたおにぎり。疲れて若干食欲も落ちてきていたので1個だけ食べました。
今思えば食欲落ちるくらいの疲れは危ないので、もっとペースを考えるべきでした。
金刀比羅神社あと相当疲れてたのか日和田山山頂の写真を撮っていなかった…!
8月8日で平日の月曜日でこの気温だったのですが10名くらいとすれ違いました。低山ながらなかなか人気の山です。
そんなわけで日和田山のあと高指山物見山と回ったのですが疲れて写真も撮れず(眺望が特になかったというのもあります)なんとか駅へ。
武蔵横手駅は山を目の前にしてベンチだけぽつんとある落ち着いた駅で良いですね。
ちょっと待つ時間があったのですが汗乾かすにも良かったしここの時間が一番落ちついた気もします。
そんなわけで初回の登山は終わりとなりました。
あとから調べてみたら登山にはもっといろいろな知識や道具が必要で、最初の登山は色々と欠けていて本当に大変でした。
登山に慣れてる人からしたら日和田山は気軽に登れる山なのですが、
初登山かつ35度の暑さでもう男坂・女坂の分岐地点で疲労困憊になってました。
感覚的には学生の時長距離走を走った時のような息切れの仕方で、当時もう走るの嫌だ…と思ってた感覚が蘇るくらいでした。
実際登ってる時も、ああやっぱりきついな駄目かな向いてないかな…と思って登っていました。なんとか登りきり頂上の風景を見ていた時ですらもう今回が最後かも!と思っていたのですが
家に帰って少ししたらまた登りたい欲が…。
有名な登山家の人でも、登りきったあと帰路につき自宅のお風呂に入ってるときに涙が出てきて「もう登りたくない」と思ったその1週間後「また山に登りたい」という気持ちが湧いてきたという話を聞いたことがあります。
多分『登山あるある』な感じで、同じような感覚になった人は少なくないんじゃないかt思います。――自分もそうでした。
また登りたい、そう思った日和田山登山でした。
今回の反省点
・吸水速乾インナーを着る。綿は駄目
・ズボンは曲げ易い素材のものじゃないと駄目。こちらも綿は駄目。速乾性のあるものを買おう
・かなり汗をかくのでタオルは首にかけられるものなどいくつか持っていく。今回はハンドタオルだけだった
・夏は虫よけ対策をしっかり。蚊が多かった
・行動食を入れておけるサコッシュを携帯した方が良さそう。取り出すのに手間がすごい
・熊よけの鈴を付けている方も見かけたので自分もつけようと思いました